プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、などの基本的な歯周病治療を行っても症状が改善しない場合には、外科治療が必要になります。

歯周病治療の外科処置で最も一般的なのが、フラップ手術です。保険適用の場合には1部位につき約3000円、自由診療の場合には1部位につき約1~10万円かかります。最初に、局所麻酔を行います。次に、歯肉をメスで切りはがして、歯の根っこや歯を支えている歯槽骨を剥き出しにします。この状態で、スケーラーで歯茎の奥の歯石や感染源を徹底的に除去して、骨が溶かされてしまった部分を平らにします。

凸凹の部分が平らになります。最後に、歯肉を元どおりにして縫合して終了です。手術時間は症状によって変わりますが、平均1時間程度です。局所麻酔をするので手術中は痛みはありませんが、術後に患部が痛む可能性があります。術後は感染を防ぐために抗生物質と、術後の痛み対策のための痛み止めが処方されます。

フラップ手術で注意したいのは、歯周病治療が終わったら終わりというわけではない事です。術後にメンテナンスのために通院しないと、2分の1以上の確率で歯周病が悪化してしまうというデータがあります。歯周病に早く気づいて、プラークコントロールやスケーリングだけで処置できれば、外科手術は必要ありません。外科手術は体に負担をかけますし、感染を引き起こす恐れもあるので、できるだけ早期発見、早期治療を心がける事が大切です。

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