歯周病は、痛みがない状態で進んでいく病気のため、初期の段階ではほとんど気づくことがありません。

歯茎が腫れていて、歯磨きの時に血が出るようでしたら、歯周病が疑われます。歯周病はお口の中にある汚れに住んでいる菌が原因で起こります。そのため、歯周病治療では、汚れを取り除きお口の中をきれいにすることが大切になります。汚れは、最初のうちはやわらかく、歯ブラシで落とせますが、そのままにしておくと固く歯について歯石になります。ですから、自宅では歯ブラシを使い、歯科医院では自宅では落とすことのできない歯石を取る治療を行います。

ただ、あまりに歯茎が腫れて日常生活に支障が出る場合や、膿が出るときには、抗生物質や炎症を抑える薬が出ることがあります。歯周病治療では、内服薬の他にも、殺菌成分が入ったうがい薬なども処方されます。自宅で使うことは出来ませんが、歯科医院では抗生物質を直接歯茎の中に入れる治療も行われています。

こうすることで、菌の増殖を防ぎ、歯茎の腫れを改善させることができます。しかし、歯周病治療において薬はあくまで補助的なものです。歯周病が進行していくと、歯を支えている骨が溶けていき、歯がグラグラするようになります。薬では骨を回復することができないため、歯の動きを止めるためには歯石を取ったり、外科的な治療が必要になります。一度かかってしまうと、なかなか元の状態には戻らないので、治療には長い期間が必要です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *